カラオケの記憶って結構記憶に残ってるものだなぁ。
今週のお題「卒業」
入社したての時の上司がこんなことを言っていった。
「今の組織は、ずっと続くものじゃなくて、一期一会だから、大事に過ごそう」って。
ほんとその通りで、組織変更が頻繁にある会社だったものだから、
送別会も頻繁にあった。
その瞬間まで、このメンバーで仕事をするということが普通のことだったのに、
いきなり離れ離れになる。
そんな時行われる送別会といったら、飲み会→カラオケという流れが割りと多かった。
カラオケの記憶って結構記憶に残ってるものだなぁと、ふと思う。
カラオケで定番の曲って、いくつもあるよね。
最近だとド定番はAKBだったり、嵐とか、ケツメイシとか湘南乃風とか、いろいろ。
昔の曲だったら学園天国とか、なんかそんな感じでいろいろ。
で、テレビCMでAKBとか流れると、やっぱり思い出すのは、
そういう送別会なんかのカラオケの思い出だったりする。
曲はすごくアップテンポな元気な曲だけど、それを歌っている場が送別会だったり
するもんだから、後から聞くと、ちょっと心がくすぐったくなる。
ちょっと煙草臭くて、エアコンが黄ばんでて、
見た目にも美味しそうと思えないような薄いピッチャーのビールが出てきて、
ちょっと気休め程度に出てくるケチャップつけて食べるフライドポテトと、唐揚げ。
そんな記憶が、卒業、春ソングがテレビから流れると記憶としてよみがえる。
それと同時に、
「みんな元気にやってるかなぁ」とか、
「あの人とずいぶんと関係が薄くなってしまったなぁ」とか、
「あそこで仕事頑張ってるかなぁ」とか、
そんな切ない気持ちにもなったり、そういう気持ちを抱えることができるくらい
思い出がある自分は、とはいえ幸せなのだろうかなぁなんて思ったり。
そんな卒業シーズンの3月って、ある種の儚さを感じることができて、
程よく暖かくなってくる、素敵な季節だなと思う。
【MV】恋するフォーチュンクッキー / AKB48[公式] - YouTube