「商売」という言葉に込められる意味を再考
「商売」ってなんだっけ?
普段会社で商売をしていて、改めてこの「商売」という言葉について考えてみたいと思います。
大辞林によると
商品を仕入れて、売ること。あきない。 という意味のようです。
商売という言葉のもっと奥深くを探ってみる
商売を考えるときに欠かせないなぁと思うのが、
誰にとっての利益に繋げるために商売をするのかということ。
この世の中には、
・自社の利益になるため、自分の利益になるために商品を売っている人
・相手の利益になるため、相手の利益に繋がるために商品を売っている人
がいると思います。
また一方、この世の中には、
・自社の利益になるため、自分の利益になるために商品を買っている人
・相手の利益になるため、相手の利益に繋がるために商品を買っている人
がいると思います。
商売って、自分と相手の両方の利益に繋がる売り買い と考えたい。
商売というのは「お付き合い」という意味合いも含まれるのかなと思います。
そこには顔が見えるお付き合いがあり、義理人情が含まれており、
助け合いや支え合いがあります。人との繋がりもあります。
私はそういうものをひっくるめて、「商売」だなと思います。
自社の利益だけを考えて売る
自社の利益だけを考えて買う
この関係性の中から継続的なお付き合いはなかなか生まれないなぁと思います。
もちろん、馴れ合いや談合も良くはありません。
しかしながらコミュニケーションたる「商売」においては、双方のメリット、
いわゆる「Win-Win」なお付き合いが大変重要なものと思います。