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会社組織におけるコミュニケーションの取り方(年齢の側面から)

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photo by p medved

小さい組織において、階層と年齢は関係ないと思っています。

年齢ごとの階層をつくってしまうと、

コミュニケーションにおいて不都合が発生します。

 

ちなみに、自分が創る、自分が考える組織は、

何歳を定年と考えるか

と考えることが組織において重要であると考えています。

また、それを考えるためには、どんなビジネスを行うのかということから考えることも

重要であると考えます。

 

年長者が偉い組織になってしまう
年長者の発言がなんでも「正」になる

年齢ごとの階層をつくることで生じる一番危険なこと。

それは、「年長者の発言がなんでもかんでも「正」になってしまいがち」になること。

 

小さい組織においては、

 ・他と違ったことをした方がいい

 ・検討を重ねて、リスクを排除することよりも、
  決断をして前進を推し進めた方がいい

ということが往々にしてありがちです。

 

そんなとき、これまで重層的に積み上げてきた年長者の「経験」というものは

時として上記2つのポイントについては阻害要因になる場合があります。

 

また、年長者と若手が混在した時に起こりがちなのは、

若手が頑張るのを、年長者は、
「公園で遊んでいる側で変なことをしないか眺める保護者のような目」
で高見してしまう

その目線を若手はかなり敏感に感じ取ります。

そうすると、若手は一見暴論にも見えるエッジの効いた提案や、勢いの良さを、

自らの中に下げてしまうことがあります。

 ・変な議論をしないだろうか

 ・話が脱線しないだろうか

 ・変な方向に話がまとまらないだろうか

そんな目線で見てしまうのです。

(ここは別の議論もあり、そもそも若手もスペック面や地頭の面で厳選した採用が必要となる可能性は大いにあり。じゃないと、本当の意味で無法地帯になる可能性もあり。)

 

年長者が偉い組織になると、若手は育ちにくい組織になるかと思います。

年長者が「保護者」になってしまうと、若手は育ちにくい組織になるかと思います。

そうなると、

他との差別化スピード感をもった経営 を実践しにくくなるかと思います。