愛だよ、愛。

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【103】もうすぐ母の日

今週のお題「私のお母さん」

私が尊敬する人物は紛れもなく母です。

 

私の家計は自営を行なっている父の商売が、外部環境の変化のあおりで調子が悪く、

決して裕福なものではありませんでした。

 

私は高校に入るときも、大学に入るときも奨学金にお世話になっています。

毎月数万円のお金を返済しながら次の奨学金を必要とする人たちのためにと

せっせと働いています。

 

そんな高校に入るときも、大学に入るときもいつもお金の話でピンチでした。

高校の時、私が私立の高校を希望した時、

大学に入るとき、浪人して予備校に通おうとした時です。

 

父も資金繰りに大変だったし、母は涙を流しながらどうしたらいいんだろうと

悩んでいたことを覚えています。

 

こう書くと「あぁ自分は随分とお金の面で親に迷惑をかけていたのだなぁ」と

そんな風に思うわけです。

 

周りを見ると、私立の高校に通いながら特別コースみたいなところで

一生懸命勉強をする友達がいて、ちくしょうと思ったり、

大学に入ったら入ったで親の仕送りでほとんどアルバイトもしないでいい生活を

送っている人もいて、「ちくしょう」と思ったものです。

 

そのちくしょうの矛先は親だったように思います。

小さい頃、「大学には入るんだぞ」と高卒の父と、中卒の母から言われて

一生懸命浪人までして大学に入ったものの、

その大学に行くために親にかかった負担は幾ばくかと。

 

今、29歳になり、いっちょまえに大企業で働いて今はベンチャーで働く身分になり、

まだ子供を持っていないものの、お金を稼ぐことの大変さ、

子供を育てることがなんとなく、大変そうだなと、この年齢になって思うわけです。

 

果たして自分に将来子供ができて、子供から純粋な気持ちで「俺、私は、大学に入る!」

と言われた時に、いくらでもその環境を用意できる準備ができている自分であるかどうか。

そこは正直言うと不安だったりします。

 

もちろん、子供の努力も必要ではありますが、親もそれなりの努力をしないと、

子供の夢を叶える手伝いをするのとは正反対に、

夢を叶えることを阻害することになるのではないかと不安になるのです。

 

そういうことを考えて今の自分がいるわけなのですが、

親はすごいなと。

 

めいいっぱい、感謝を表現しないと。

このブログは母はもちろん見ていないけれど、心からの感謝を伝えたい。伝えよう。

みんなも、伝えよう。

 

ありがとう。